検査の進め方process

動画で紹介

動画では「イラストでご紹介」の[Step2]~[Step5]部分をご紹介しています。

協力:静岡赤十字病院

イラストで紹介

問診

問診

危険を避けるための事前チェックです。
こんなことを聞かれます。

・薬のアレルギーはありますか?
・耳鼻咽喉科の先生から、鼻が悪いと言われたことがありますか?
・鼻血がよくでますか?
・血が止まりにくいことはありますか?
・肝臓が悪いと言われたことはありますか?
・血液をサラサラにする薬を飲んでいますか?

※これらのチェックに当てはまると受診できないこともあります。気になる方は、あらかじめ医療施設にお問い合わせください。

前処置 - 消泡剤を飲みます

前処置 - 消泡剤を飲みます

胃の中の泡を取りのぞき、胃の壁をきれいにするために、消泡剤(やや苦目の白い液体です)を飲みます。

※これは口からの胃内視鏡検査の場合も同じです。
※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。

前処置 - 鼻腔に局所血管収縮剤をスプレーします

前処置 - 鼻腔に局所血管収縮剤をスプレーします

鼻腔粘膜の血管を収縮させます。出血しにくくするだけでなく、鼻のとおりもよくするために行います。
スプレーは風がシュッと入るような感じで、ほとんど痛みはありません。
※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。

前処置 - 鼻腔に麻酔薬を注入、局所麻酔を行います

前処置 - 鼻腔に麻酔薬を注入、局所麻酔を行います

麻酔法は、小さな注射器型の注入器で流し込むタイプとスプレー式のタイプがあり、病院によって異なります。局所麻酔ですから眠くなりません。
※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。

前処置 - 麻酔薬を塗ったチューブを挿入します

前処置 - 麻酔薬を塗ったチューブを挿入します

細くて柔らかいチューブにゼリー状の麻酔薬を塗り、鼻腔に挿入します。
鼻腔の痛みが抑えられ、内視鏡の通過がスムーズになります。
内視鏡と同じ太さのチューブを使うことが多く、この段階で、実際の内視鏡の挿入感をイメージしていただけます。

※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。

挿入 - 鼻からゆっくり内視鏡を挿入します

挿入 - 鼻からゆっくり内視鏡を挿入します

前処置を行った側の鼻へ内視鏡を挿入します。
この時、違和感はあるものの、ほとんど痛みを感じることはありません。

観察 - 胃の中を観察します

観察 - 胃の中を観察します

食道、胃、十二指腸の順に観察していきます。
モニターを見て、自分の目でもその様子を確かめることができます。
検査中でも口は自由になっていますから、先生に質問もできます。

検査が終わったら

検査が終わったら

約30分~60分で水も飲めますし、食事もできます。
原則として眠くなる麻酔を注射しないので、すぐに帰宅できます。
車の運転もできます。